異性で友達はムリなのか?

 


子供時代、あなたはどんな子だっただろう。


本を読む子供?外で遊ぶ子供?思い出してほしい。

それから、いまのあなたはどんな人だろう。どんな人と一緒にいるだろう。

色んな違いがある。
そこで注目して欲しいのは異性の友達だ。多くの人にあてはまるんじゃないだろうか?

 

異性の友達が、減った。

 

 

異性だから友達になれない、異性の友達は存在しない



異性となると必ず恋愛が絡んでしまうから友達という関係は無理なのだ。
同性でも恋愛が絡み、なおかつライバル同士になろうものなら関係は破綻する。異性の友達なんて無理に決まっている。


「あ、そうしたらそもそも友達自体絵空事だな」

好きな男がかぶればそいつは敵だ。そもそも私が好きになった男を好きになるなんて友達としてどうかしている。
――そんなことを持論として堂々と言える友人○○は、自分が言ったことなのに「眼から鱗だ」とタバコの煙をぷわぷわ浮かした。

「そうそう。異性だから友達になれないって、世の中、わざわざ異性ってことに注目しすぎよな。異性じゃなくても一緒だから。一緒」

○○はさきほど自身で発見した気づきを長年の経験から言うように貫禄たっぷりに言い放った。
ああ確かにそうかもしれない。

同性と比べれば異性の友達はできにくいよね、なんて皆も頷きそうな違いはあるけれど、友達になれない部分だけに着目すれば異性も同性も関係ないことだろう。……んん?いや、私は異性の友達は存在すると思う?みたいな質問をしたはずなんだけど。
論点がずれていることに気がついてもう一度友達に聞いてみれば、友達はタバコをぐりぐりと灰皿に押しつける。
ついでにいつもは気をつかって空に吐く煙を私に向けて吐き出した。


「異性の友達は存在しない」

 


はっきりと友達はそう言った。

 

そういうものだろうか?皆は、

 

 




いや、異性でも友達になれる。異性の友達は存在する。



「アンタも『異性の友達はできないって思ってる』って言ってんじゃん」



それなのにわざわざ追求しなくてもよくね?
と○○は台所に珈琲をいれにいった。
私は読んでいた漫画から顔を上げて○○の後ろ姿をぼんやり眺める。頭をよぎるのは不安と期待が混じった男、××の声。


「なあアシバー。○○っていま男いないよな?知らない?じゃあ聞いて」

そんな高校生のノリで、もっといえば女子高生のノリで××からそんなお願いをされたのはつい先日だ。××は○○のことが好きらしい。付け加えるのなら○○と××は長年の友達でもある。二人が話している姿は何回かしか見たことはないけれど、仲が良いのは伝わってくる。そんな関係。

 

異性の記事を書き直そうと思っていた頃にこんなぴったりの案件(おっと失礼…)があったものだから、私は○○に聞いてみたのだ。
異性の友達は存在するか、存在しないか。
××がこの質問を聞いたら、ずいぶん回りくどいと思うだろうけれど、しょうがない。

「まあなー。でもさ、○○って結構男友達多いよね」
「つるむ奴がそうなったってだけだしね。友達っつーより気の合う奴ら?」
「それ友達じゃね?……仲間って感覚?それなら分かるかも」
「そんな感じ」
「○○いま男いないじゃん。つるんでる奴らでそんなふうに見る奴いないの」

××がこの質問を聞いたら、○○が男いないってことを知ってたんじゃねえかと怒るだろうな。
そんなことをぼんやり思いながら○○の返事を待つ。○○は眉を寄せて返事をしたあと、きっぱりと言った。

「アイツらはそんなんじゃないから。まあ友達紹介しあうことはあるけど」

異性だけどよくつるむ、友達じゃなくて仲間で、そういう対象にはならない。つまり――

「タイプじゃないか」
「タイプじゃない。つるめるぐらいには居心地はいいけど」

ううん、なんとも難しい。
タイプじゃなけりゃしょうがないけれど、それ以外はウマがあってるのか。
それじゃなにかきっかけがあれば変わるのか。
人としての魅力が高い相手が、それをぐんと上回る……自分にとって異性として意識してしまう魅力を持つシチュエーションって……うわー、興味ある。

さて、とりあえず××には一応報告しておかないといけない。



異性だろうが友達は友達

 

 

 

頑張れ

 


「――ということだった」
「マジか……」

 

ことの顛末をまあまあオブラートに包んで話しておくと、××はがくりと肩を落とした。

 

「いや、男として見てもらいたいならそうした行動とっときゃいいじゃん」
「いや、だって、なあ」

 

××が言い淀む理由は流石に分かる。
今の関係は傍から見ても居心地のよさそうな良い関係だ。くだらないことで笑って小突いて気兼ねなく誘える。それが自分の気持ちで壊して関係が一切なくなってしまう可能性はそら恐ろしいだろう。それでも親しいから一番近くで良いと思う相手の部分を見続けて余計欲しくなって。



「あーどうしよ」

 


××のぼやきを聞きながら「もし私が××の立場だったら」と考えてみる。
ううん……。
相手の気持ちが自分に向いていることを確認してから動くのも、壊す理由を相手にもつけさせるのもなんだかなあ……。
でも私も同じ境遇に立ったら同じことするだろうなあ……。


同性だろうが異性だろうが恋愛絡むと人間関係めっちゃくちゃになる。
ドラマでも歴史でも語られるその現実に立ち向かう術はあるんだろうか。さっさと一人を決めて身を固めるべきか?いや、それもゴールじゃないし……。
とりあえず奢ってもらったさっぱりジュースを飲みながら××と○○の関係に幸あれと祈っておく。

 

 

そしてオススメ動画。
メッチャ面白すぎて実況者recogさんのファンになりましたわw


【悲報】俺氏、彼女に浮気をされる【実況その1】
【ゲーム実況】あまがみ!~俺、泣きたもうことなかれ=【Part1】


↑この2つもオススメですよ~
※笑ってしまうので周りに注意※

 

 

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