女の子同士の恋って…?なんだか想像つかないけれど、正直――

 

 

「好き」

 

そう目の前で口にしたのは友達の、同性の女の子だった。
それは私が初めて同性の、女の子同士の恋愛というものに直面した瞬間だった。

 

 

 

女の子同士の可愛い


女の子。

あなたはどんなイメージを女の子に持つでしょうか。

もし男性ならイチゴやピーチ、キャンディなんて可愛いものを連想される人もいるかもしれません。女性はどうでしょう?仲間だからこそ知っている顔もありますが、女の子の可愛さを一番分かるのは、やっぱり同じ女の子。


女の子は自分を可愛く飾りたいときがあるから、女の子の可愛いがよく分かる。

長い睫の下にかくれた大きな瞳、やんわり赤く色づいた頬に、ドキリとさせる艶やかな唇。笑う高い声とともに伸ばされた手は触り心地よく滑らかで、そのままぎゅっとハグするとふわり漂う甘い匂い。



「この香水どこで買ったの?」

「そのリップ可愛い」

なんて話ながら、男性からしたらとても入れない羨ましい空間を広げ笑う。
そういう他愛なく言い合う「可愛い」が、
ふとしたときにみせた笑顔やのぞく白い肌、拗ねた顔、髪の毛をわける仕草――そういうものに移っていつしかドキリと胸が鳴るのは、どういうラインがあるだろう。


恋愛って異性でする固定概念があった



お父さんとお母さん。
身近にいる年上のお姉さんやお兄さんの恋愛を聞いたこの耳。
長年読んできた少女漫画。
そんなものから私は疑問を感じることもなく、恋愛って異性でするもんだと思っていた。

だから告白されたとき頭が非常に混乱した。
私は信じず笑い飛ばす。そのほうが楽だったから。

彼女はそんな私を見て私を押し倒し、キスをした。
私は恋愛って異性でする固定概念があった。
だけどそれがガラガラとリアルな感触でもって壊される。

あなただったらどんな感情を抱いたでしょうか。

男友達と恋愛沙汰入って縁が切れることはある。それがまさか同性でも起こるかも知れない、というのは私にとって青天の霹靂だった。こういってはなんだか私にとって同性とつるむのは安全な場所だったのだ。
だから正直言うと思ったのだ。

怖い


落ち着いてみたら



結局彼女からの告白を断ったあと、私は一人になりたくて彼女の部屋を出た。

呆然としていた。

そしてとった行動は、絶対に私に対してそうならないと断言できる女友達だった。男大好きと常日頃から叫ぶ女友達だ。パニクっていた私は彼女のことを知らない、なおかつ家族以外で、安全な人に話を聞いてほしかった。どうすればもなにもないのだけれど、どうすればいいのか分からなかったのだ。
とにかく、誰かに話を聞いて欲しかった。
爆笑する女友達は、
同性友達に告白され混乱しているうえ、同性に押し倒されキスされた事実にショックを受ける私にとあるサイトを見せてさらに笑う。

「お前はネコだったわけだ!」

ネコというのは性行為で受けのことだ。そういう知識がついたのもその日。
女友達なりに論点をずらして馬鹿騒ぎし、私を落ち着かせようとしての行動だっただろう。実際(この野郎……)と気持ちが落ち着いた。
サイトに掲載されていたイラストもなかなか過激なものだったこともあるだろう。とにかく、ゴチャゴチャした気持ちにいったん整理がついた。

「そういや聞いてよ、私もさ~」


そして始まった女友達の恋愛話を聞けるぐらいには、余裕がでてきた。

「そいつが急に「いいじゃん?」とか言い出してさ。いや、よくねーしって。まあネタかなと思って流してたら――んで付き合うことになったんだけど(笑)」

女友達のフットワーク軽い話を聞きながらふと思ったのは、なにが違うんだろう?だった。
ああそういやなんで恋愛は異性限定なんだろう。
好きになった相手が同性だろうがなんだろうが、好きになったんだから、好き自体ははおかしなことじゃないだろって。
同性ながらドキリとしてしまう綺麗ない女性や可愛い女性がいる。それが好きになっただけで。
私が男性に感じる男らしさにドキリとするものが、彼女には違うものでドキリとしただけで。

そしてまた思った。
ああそういや男からでも怖かったわ。

同性に告白されて、そのうえ押し倒されてキスされた。この事実はショックだった。同性だからという点も大きかったと思う。
でも異性でも怖いものだ。
いや、普通に異性の、男のほうが怖い。

告白されること事態は恋愛対象にカテゴライズされた男から、ということもあって多少なりともドキリとする。けれど応えられないと思って断っても、場の雰囲気に酔った相手に急にキスされて抱きしめられることはおおいに気色が悪い。怖い。なにより相手は力があって強い。

「好き」

顔染める恥ずかしさよりも隣にいる権利が欲しくて口にする言葉。
同性とか異性とかより、そういう相手がいることに(いいな……)と思ってしまった。
恋愛に性別は関係ないかと思えた瞬間だった。


女の子同士の恋って…?なんだか想像つかないけれど、正直──



女の子同士の恋愛。正直、興味がある。

たぶんそれはこの記事を読んでくれてる人も同じじゃないでしょうか?

女同士の恋愛ってなにするの
想像がつかなさすぎて興味がある
なにか神秘的、侵しちゃいけない
危ない、タブーな感じ、尊い
エロい
エッチってどうやるの
イケナイこと

ピンからキリまで、下世話な憶測満載で思うところがあるでしょう。
正直私は上記にあげたこと、思いましたよ。嫌な人間ですみません。

女友達からの告白されたという経験から、同性同士の恋愛について調べました。

その過程で同性愛に悩まれるかたの記事も拝見しました。周りの視線の辛さや生き辛さ、なにより自分への劣等感などで苦しまれるかたもいらっしゃることを知りました。

それでも私は好奇心という感情を主にして同性の恋愛に興味があります。
転校生が来るという知らせにもしかしたら恋愛的なことがあるかもと沸くあのドキドキ感があるのです。

冷静に自分を分析してみれば、
女友達に可愛いな~と思うことあれど、「欲しい」や「触りたい」「もっと近くに居たい」そう思う自分はいません。
なら私は未知の世界に土足で入り込む度胸はないくせに、靴脱いだ片足ならいいか?とそろり足伸ばしているだけ……?
好奇心を盾のように持っている私を客観的に見ているとそう思ってしまいます。

でも誰もがそういうイケナイんじゃないかというものに存在する魅力に惹かれてしまっているのではと思うのです。

少女漫画で憧れたあのシーンへのドキドキ、百合漫画で感じたドキドキ、リアルで異性に握られた手にドキドキ、もしかしたらあの人と、もしかしたら、もしかしたら――

見えぬ現実に色足してドキドキとその世界を覗きたがってる。触れたく――




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